2026年あけましておめでとうございます!
年末は、いつものことながら、私は、おせちを作るのに追われていました。正月のおせち料理を作るようになってから、もう30年近くになります。
慈姑、筍、蓮、八つ頭、椎茸、人参、蒟蒻、牛蒡、黒豆、膾などの伝統的おせちとともに、焼豚、鶏酒蒸、魚味噌漬、鰈煮付など。どれも別々の味付けなので手間が掛かります。
今年は、煮豆を二種作りました。我ながら良くできたと思います。若い頃は、豆より肉が好きだったのですが、年と共に、肉の味は単純すぎる感じがして、野菜や豆の素材の味をどう活かすか、という方に拘るようになりました。
尊敬する先輩から「年取るのは面白い経験だよ」と言われたことがありますが、自分の味覚の変遷を思うと、たしかに興味深い。肉類の強烈な味から、豆の素朴な味の追求へ。
それとともに、こういう料理をずっと作ってきた昔の女の人は、一体どういう気持ちだったんだろう、と思いを馳せるようになりました。
「小正月」とか「女正月」という言葉があるように、本来の正月は、男達が宴会を盛り上がっている間に、女の人は、料理、盛り付け、給仕、後片付け、洗い物と台所にこもりきりだったのではないか、と思います。それが辛くなかったのか?「おかしいな」と思いつつも、その気持ちを押し殺したまま、何十年も過ごしてきたのか?
そんなことも、自分が一つ一つ時間をかけて作ってみなければ、実感を持って迫って来ない。
正月料理は、専ら私が作るけど、その出来は家族から評価されます。「味付けが薄い!」「煮方が足りない!」などと容赦ない(勝手な?)批判を浴びます。そのたびに「何が悪かったのか? 次にどうしようか?」と反省しながら、来年への課題として心に刻む。
文章もそうなのだけど、物事は実際に手を動かして作ってみて、作ったものを他から批判されて、初めて次の試みに踏み出せるのでは? そんなことをおせち料理を作りながら考えています。
今年も、何冊か著書を出す予定です。もう50册は越しているでしょうか? 有り難いことに友人は「目指せ100册」と励ましてくれます。添削も頑張ります。
皆様にとっても、今年が充実した良い年でありますように。A Happy New Year!
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