今年もボカボをよろしくお願いします。
去年も、たくさんの受講生が旅立ち、東京大学・慶応大学・島根大学医学部・東京大学法科大学院・早稲田大学法科大学院・慶応大学法科大学院・中央大学法科大学院・明治大学法科大学院・九州大学MBA・慶応大学大学院システム・マネジメントなどに、多数の合格者が出ました。皆さんのがんばりに敬意を表したいと思います。
小論文の教え方は、まだ社会的に確立していません。そのため、一部にはやや混乱した教え方も見られるようです。私たちの授業を受けた人からは、こんな感想も届いています。
「小論文には苦手意識しかありませんでした。 Y塾のトップ講師であるS先生の授業は 苦痛でした。 小論文の神様と言われる方の本も立ち読みしましたが自分の希望校には対応できるとは思えず 、また薦められた『小論文を学ぶ』 を読んでも眠くなるばかりで力がつくとも思えず2日でギブアップ でした。でも吉岡先生の『社会人入試の小論文』は違いました。 もちろん私には難しすぎますが、 小論文とはどのように考えて書いていけば良いのか、 訓練すれば特別な才能がなくても形になるのだと希望がもてました 。 難しくても最後まで読むことができたのは吉岡先生の本だけです。」
この方も、ボカボで学習したことで希望や自信を持ったようで、うれしいですね。ぜひ、勉強を続けて、自分の希望通りのコースに進んでほしいと思います。
今、世界ははげしく動いています。先日、インドネシアのある若者と話したら、彼は日本に住んでいて、たまたまお正月で里帰りしたと言っていました。
驚いたのは彼の生涯設計。18歳で日本に渡り、建設現場で10年間で働いて、故郷に家を建てて、親戚の生活援助までしている。それでも、まだ300万円貯金があるそうです。
「あと10年は一生懸命働くつもり。ボクは王族の生まれだけど、日本の建設現場では『バカヤロ』と言われている。『バカヤロ、こっち来い』なんてね。でも、希望があるから全然平気。親方、年末に働いたら、ボーナスで3万円くれた。ホントはやさしいのよ。あと10年働いてもっとお金を貯めたら、インドネシアに帰って働かず、ゆったり暮らしたいね。家族に貢献できて、日本に行ったことは大正解だったと思う」
インドネシアと日本のお金は価値が違う。だいたい10倍の価値があります。つまり、彼は28歳にして3,000万円貯めている。あと10年たったら、こちらとしてはすごい金額ですね。昔、黎明期のIT産業では、早いうちに稼ぎきって早期リタイアメントしようというのが合い言葉だった。それが建設作業員として働くことで、可能になっている。グローバル化の威力ってすごいですね。
日本人の若者は、これからどう働くのか? 建設作業で高給を取れる国はもう存在しない。インドネシアの若者のようなシンプルな希望は持てないかもしれない。でも、彼が故郷を遠く離れて、日本で働くと決めたことで希望を持てたように、日本の人たちも何か見つけることが出来るはずです。日本にはまだまだ希望がある。判断力と思考力を磨き「それが何か」を見つけるためのお手伝いをする。それが私たちボカボの使命だと思っています。
今年一年、またご一緒に頑張りましょう!
今年一年、またご一緒に頑張りましょう!
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